2015年9月20日日曜日

袴腰岳は、道南・亀田半島の中心部

自然豊かな道南・袴腰岳(1108.4m)

 6月のある日早朝、忙しい中、我が家からいつも見上げることのできる亀田半島横津岳に次ぐ高峰、袴腰岳に友人と2人で散策を楽しみました。
 横津岳山頂付近の駐車場に車を止め、峰伝いに約4時間の快適なコースです。
 途中の山道からは、駒ヶ岳から噴火湾を隔てて室蘭、羊蹄山、恵山、そして函館山に続く津軽海峡を挟んで下北や津軽半島まで見渡せる亀田半島の中心に位置する眺望です。1時間で烏帽子岳(1078m)に到達、少しアップダウンがあり、袴腰岳に到着します。
 袴腰岳からは、眼下に新中野ダムから笹流れダムに至る広大な緑のじゅうたんが広がるがごとき自然林の緑を楽しむことができます。函館の笹流れダムから袴腰岳に至る3.224haの広大な地域は、函館市民の生活に欠かすことのできない重要な水源として、また鳥獣保護区、自然景観保護区、保険保安林として指定され、自然が無傷のまま保護されています。
 しかし、近年その隣接した地域に建設され、毎日のように煙をだし、稼働している産業廃棄物の処理施設の存在がとても気がかりです。




袴腰岳頂上から函館山を望む